【ワンポイントレッスン】~保険料の負担割合~

《問題》※〇か✕で答えてください 【厚生年金保険法】

被保険者及び被保険者を使用する事業主は、それぞれ厚生年金保険料の半額を負担するが、事業主は自らの負担すべき保険料額の負担の割合を増加することができる。

《解答》

 

事業主は自らの負担すべき保険料額の負担の割合を増加することはできない。

《解説》

これは勘違いしている方、かなり多い論点だと思います。
実は、受験直前期の私自身もここで引っかかりました。

保険料の負担については、法律上、

「被保険者及び事業主は、それぞれ保険料の半額を負担する」

と明確に定められています。

ここでつい考えてしまうのが、
「原則があるなら、例外もあるのでは?」という発想です。

しかし、この規定については 例外はありません

つまり、

  • 事業主側の負担割合を増やすこと

  • 被保険者側の負担を軽くすること

これらは 一切できない ということになります。

今回の問題を誤って「〇」としてしまう主な原因は、
健康保険法における健康保険組合の規定と混同してしまうこと にあります。

健康保険組合の規定では、例外として、

「規約で定めるところにより、事業主の負担すべき一般保険料額または介護保険料額の負担割合を増加することができる」

という特例規定が存在します。

つまり、事業主側の負担分を増加させることが可能なのです。

この規定と、今回の厚生年金保険法における規定を混同してしまう。
ここが完全なひっかけポイント です。

健康保険法と厚生年金保険法は、
似ている規定が多い一方で、
このように決定的に違う部分も存在します。

だからこそ、

「どこが同じで、どこが違うのか」

を意識しながら学習を進めることが重要です。

この視点を持つことで、
直前期でもブレない、確実な知識が身についていきます。

 

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です