【ワンポイントレッスン】~就業規則の絶対的必要記載事項~
《問題》※〇か✕で答えてください 【労働基準法】
賃金の決定、計算及び支払の方法、賃金の締切及び支払の時期については、就業規則の必要記載事項とされているが、昇給に関する事項は就業規則の必要記載事項とはされていないため、就業規則に記載する必要はなく労働契約締結時に明示すれば足りる。
《解答》
✕
昇給に関する事項も就業規則の必要記載事項とされているため、「就業規則に記載する必要がある」。
《解説》
「就業規則の絶対的必要記載事項」と「労働条件の絶対的明示事項」は頻出であり、こんがらがってなかなか整理しずらい論点かと思います。
「労働条件の絶対的明示事項」の一部が「就業規則の絶対的必要記載事項」となっていますが、「就業規則の絶対的必要記載事項」にも含まれる事項はどの部分なのか?があいまいになりがちです。社労士試験では、そういうところほど容赦なく突いてきます。
それに対抗すべく、私が使っていた覚え方を伝授致します。

まず、「労働条件の絶対的明示事項」を覚えます。大きく分けて「期間」「基準」「場所」「時間」「賃金」「退職」の6つです。
覚え方は頭文字をとって「キ・キ・バ・ジ・チン・タイ」です。これを10回連続で声に出して唱えてください。それでほぼほぼ覚えられます。忘れたら、また10回唱えてください。上達するのは、素直な人です(^^)
次に、「就業規則の絶対的必要記載事項」です。上記の6つから最初の3つを除いた残り3つ「時間」「賃金」「退職」です。
覚え方は同じく「ジ・チン・タイ」です。これは上記を覚えていれば簡単に出てきます。1つ、注意事項としてこちらの「時間」には「所定労働時間を超える労働の有無」は含まれないということです。わかりやすく「残業は除く」と覚えてください。就業規則には「残業ありますよー」とか書かなくて良いということです。
今回の問題文の「昇給に関する事項」は特に除くという注意事項は入ってませんので、「就業規則の絶対的必要記載事項」にも当然含まれるということです。
これで基礎はできました。あとはテキストで「場所」とか「時間」とかの詳細を確認し、数多く問題をこなしていけば完璧です!

